「スクリーンレコーダー」はPC上で再生されている動画やゲームプレイを録画することができるキャプチャソフトになります。
動画サイト、ゲーム、podcasts、プレゼンテーション、Skype会話、オンライン会議、ウェブカメラなどの映像を録画できるのは便利ですね。
こういうキャプチャソフトは結構あるので、「スクリーンレコーダー」がどこまで録画可能なのか、検証していきたいと思います。
Contents
スクリーンレコーダーのインストール
「スクリーンレコーダー」には体験版があります。
自分のパソコンで動作するのか不安な方は体験版を利用してみるのがいいでしょう。
「スクリーンレコーダー」のソフトページから「無料体験」を選択することで、ソフトの30日間お試し版がインストールできます。
「スクリーンレコーダー」には、Windows版、Mac版どちらもあります。画面中央のトグル(切り替え)ボタンをクリックすると、切り替わります。
個人的にMac対応のキャプチャソフトはあまりないのでありがたいですね。
インストール方法は至ってシンプルです。
とくに考えずに、「次へ」ボタンをクリックして進めていけば問題なくインストール完了します。
ポイント
運がいいと、割引購入可能な画面が表示されます。
一度ページを閉じると再度表示することはできなかったので、動作を確認できたら割引画面から購入しましょう!
このページではMac版についてレビューします。
スクリーンレコーダーのUIと概要
「スクリーンレコーダー」を起動すると、デスクトップにキャプチャ範囲とその下に録画コントローラーが出ます。
一見するとなんだか難しそうに感じてしまいますが、結構簡単です。
キャプチャ画面は真ん中にある十字キーをドラッグすることで移動することができ、右下隅にドラッグすることでキャプチャ範囲を拡大・縮小することができます。
範囲を設定したら、あとは下にある『録画ボタン』をクリックすることで録画開始・停止ができます。
体験版では、
- 3分間の録画制限
となっているので、まずはちゃんと録画できるのかを試していきましょう。
高画質でビデオを録画
それでは動画サイトの動画をキャプチャしてみましょう。今回はYouTubeで試してみました!!
まずは再生中の動画に範囲を合わせていきます。
イマイチ
録画範囲の指定にはマウスで指定する以外にも、全画面などを指定することができます。
下にある『画面キャプチャコマンド』から予め決められた範囲指定ができました。
さらに、1080Pや720Pなど解像度別に範囲も指定できるようになっています。
一度、設定した範囲はロックをすることでずれることを防ぐことができます。
では実際に録画をしてみましょう。
録画を開始すると、録画専用のコマンドが表示されます。
録画中にえんぴつのマークをクリックすると、ラインや文字などを録画中の動画に追加することができます。
この機能はプレゼンなどで活用できそうです。
録画された動画は、右上のコマンドをクリックすることで一覧表示されます。
動画が正常に録画されているか確認してみましょう。
ちゃんと録画されていますね!!
ただ、このソフトはあくまで画面をキャプチャするものなので、録画中に範囲内にメニュー画面などが入るとそのまま録画されてしまうので注意しましょう。
「スクリーンレコーダー」には『ブルーライトリアルタイムHDビデオエンコード技術』というものを採用しているようで、画質・音質ともに優れているようです。
ためしに4K動画をキャプチャ録画してみましたが、たしかに綺麗に録画できています。
キャプチャ録画なので、完全無劣化ということはないですが、十分満足のいく出来だと思います。
ナイス
対応動画サイトは「YouTube」「ニコニコ動画」「FC2」「Vimeo」「DailyMotion」「Facebook」「TED」が確認されているようです。
Hulu、Netflix、Amazonプライムはキャプチャできるか?
Hulu、Netflix、AmazonプライムなどのVODの動画はキャプチャできるのでしょうか?
これらのVOD動画は勝手にダウンロードができない仕組みがあります。
また、Huluは動画のキャプチャにもプロテクトがかかっていて、キャプチャすることができません。
NetflixとAmazonプライムはAiseesoftの公式ホームページで対応している記載があります。
ポイント
環境設定コマンド
録画コマンドの右上にある設定をクリックすることで、録画の環境設定が可能です。
一般設定
「ホットキー」を設定することで、キーボードで録画の開始や停止が可能になります。
全画面の録画中はメニュー画面が入ってしまうことがあります。
そういう場合は「録画中、録画のツールパネルを隠す」にチェックを入れましょう。
こういうユーザー目線な設定は高評価ですね。
録画時にカウントを入れることもできます。
録画設定
録画設定では録画中のマウスカーソルの非表示設定や『フレームレート』『ビットレート』『オーディオサンプルレート』などの設定ができます。
『フレームレート』は「15」「20」「30」「50」「60」。
『ビットレート』は「5000」「8000」「10000」「12000」「15000」「18000」「20000」。
『オーディオサンプルレート』は「22050」「44100」。
から選択可能です。
体験版の設定にはありませんでしたが、公式サイト情報によると、録画された動画はMP4、WMV、MOV、AVI、GIF、TSから保存選択可能のようです。
ウェブカメラ録画機能
「スクリーンレコーダー」の録画メニューにはカメラのマークがあります。
これは『FaceTime』などのウェブカメラ映像の録画ができる機能になります。
『Skype』や『TeamViewer』などでオンライン会議をする際にその模様を録画できるメリットがあります。もちろん音声付きです。
音声録音機能
「スクリーンレコーダー」には音声だけ録音してくれる機能も搭載しています。
ネットの動画から音声や再生プレイヤーからの音声などを録音してくれます。
音楽からマイク音声などいろいろな使い方ができるのが魅力。
オーディオはサウンドカードからキャプチャされるので高音質録音が可能になっています。
録音したファイルはMP3/WMA/AAC/M4Aとして保存可能。
この音声録音機能はMac版には搭載されていない可能性があります。
体験版での利用なので、もしかしたら製品版には搭載されているかもしれません。
スクリーンショット機能
録画・録音以外の機能としてスクショ機能も搭載されています。
通常のスクショのほか、録画中のスクショでは四角形、矢、線、テキストなどを入れることも可能です。
PNG、JPEG、BMP、GIF、TIFF画像形式に保存可能になっています。
スクリーンレコーダーのまとめ
「スクリーンレコーダー」はただ、映像キャプチャソフトとして利用するだけでなく、『ウェブカメラ録画』や『録画中のテキスト挿入』などプレゼンなどビジネスで活用できるのが魅力です。
冒頭でも話した通り、Mac対応のキャプチャソフトは少ないのでMacユーザーにもオススメです。